お悩み解消BOOK
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悩んでいる時に読む本

管理者
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どの年代でも悩みはあるもの。歳を重ねるにつれて、悩まなくなった内容もあれば、歳を重ねる毎に増える悩みもありますよね。40代以上になると、親の事、親戚の事、夫婦の事、子供の事、仕事の事、自身の老後の事など、挙げるとキリがなくてため息が出てしまいます…。ただ、どの年代の悩みも、どんな方法であれ乗り越えたから今があるわけで、結局どうにかなる(している)のですよね。それなのに悩んでしまうのは、何が起こるか分からない「未知なる恐怖感」に心を支配されてしまっているからなのだと思うのです。悩むイコール過去の経験を繰り返し見ているものでしかなく、悩み続けたところで新たな突破口が見つかるのは、残酷ながら、まさにその悩みが現実になった時にしか分からないものです。

それでも悩むことが止められない愛しい存在のあなた様に向けて、そう考えざるを得なくなった原因、克服方法を優しく綴られた2冊の本を紹介します。

心療内科医:鈴木裕介さんの本

著書:がんばることをやめられない コントロールできない感情と「トラウマ」の関係

著者:鈴木 裕介:内科医、心療内科医、産業医、公認心理師。2008年高知大学卒。内科医として高知県内の病院に勤務。研修医時代に経験した近親者の自死をきっかけに、メンタルヘルスに深く携わるようになる。一般社団法人高知医療再生機構にて医療広報や若手医療職のメンタルヘルス支援などに従事。2018年、「セーブポイント(安心の拠点)」をコンセプトとした秋葉原saveクリニックを開院、院長に就任。主な著書に『我慢して生きるほど人生は長くない』(アスコム)がある。

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私は子供の頃、大人に「真面目でおとなしくて良い子」とよく言われることが多かった。そして、大人になって会社でも正義感があって真面目だねと言われてきた。本当の自分はと言うと、真面目でも良い子でもなく、無理やりそう振舞っていました。未熟児で産まれ、異常な小食、体も弱いとあって、親からは常に早くしなさい!どうしてこれだけの量が食べられないの?どうして同級生の〇〇ちゃんには出来るのにあなたにはできないの?と母の常識に当てはまらない娘への苛立ちは凄まじく、毎日ガミガミ言われ続け、気づけば全く子供らしくない大人の仮面を被った妙な子供が出来上がっていました。子供が一人で生きて行けないのは幼稚園児の頃から理解できていたため、生存戦略として親の言うように出来るふりをしてなんとか生き抜かねば。いわゆるこれが適応するための解離であり、その後の人生に「トラウマ」反応として様々な弊害を表すようになります。みなさんも、幼い頃は親の言う事は絶対で、逆らわず生きてきたことにより、本当の自分との間に解離が生じてることにも気付かず、いい歳の大人になっているのに、生きづらさを感じていたりしないでしょうか。トラウマは虐待や暴行のみならず、大人からの押し付けがましい意見は、気付かぬうちに素直な子供の心を傷つけて「トラウマ」を残してしまいます。本書は、そんなトラウマによる生き辛さの例を様々なショート漫画で紹介し、どう考えれば楽になるかについて、分かりやすく教えてくれます。

著書:我慢していきるほど人生は長くない

本書はさらに具体的に、我慢せず自分らしく生きる方法について、教えてくれています。特に他人と自分の境界線をあいまいにしてしまうことが生きづらさに繋がっているようです。本来、「自分が責任をもって守るべき領域」と「他人が責任をもって守るべき領域」に分かれるようですが、親子関係、友人との関係、会社での人間関係においても、他人の領域(他人が解決すべきこと)に過度に侵入してしまったり、逆に自分の領域に侵入されて自分らしさを否定されてしまったり、いずれも自分ではない誰かの価値を生きようとすればするほど振り回されて辛い人生になってしまうことが分かります。実は私も親子の境界線と職場での境界線はお互いに領域を侵害していたと気付きました。一人っ子のため、幼少期からいつ一人ぼっちになるかわからないし、親が年老いたら全部自分がなんとかしなければと思う気持ちが強く、50歳を過ぎてうつ病になったのも、仕事でのオーバーワークだけでなく、家のことや家族の事情も考えなければと無理をし過ぎたのだと思います。本書では心療内科で実際にカウンセリングを受けているような気付きや安心感を得ることができます。苦しいけど心療内科へ行くのを躊躇している方にもおススメです。

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Tomomo
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50代社会人
はじめまして。訪問いただきありがとうございます。一生懸命生きてきたけれど、気づけばあっという間に過ぎてゆく時間。人生後半に必要なこと、これからをどう楽しく快適に生きるかについて、発信していきたいと思います。
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