コロナ禍で出会ったバンド「ONE OK ROCK」の魅力
前回にもご紹介しましたが私は小学生の頃、藤井フミヤさんの声に魅了され、大ファンになり40年になる。もちろん、音楽は大好きなのでフミヤさん以外にもたくさんのアーティストの曲を聞きます。でも、好きだけどハマる声に出会う事はそうなかった私。でも、ついに出会ってしまった。ONE OK ROCKのボーカルTAKAさんの声。
何年も前から存在は知っていたバンド。ただ、どれがワンオクの曲か分からないし、お顔も失礼ながら存じ上げない。これが40代後半だった自分の知識。(笑)
ちょうどその頃、世の中はコロナ禍で生活が一変し、私自身も在宅勤務になりいろいろと混乱が続いていた。そんな中、森進一さんとマイファスのHiroさんがテレビで共演されていたのを見ていた。当然、ファンの方には大変失礼だが、Hiroさんの存在もロックバンドで活躍されていたこともその時に知った。さすが、上手いなぁと、なんとなくYouTubeを見るようになったのが、ご兄弟を知るきっかけとなった。
フミヤファン仲間にも共有し、絶対好きだと思うから聞いてみてと勧め、お兄ちゃんが元アイドルで弟は違うよね??いや、弟さんも一時期アイドルだったみたいだよ…なんて、ホンマ、ただの意味の分からないオバハンの会話。
それからはお察しの通り、見事YouTubeの沼にハマっていったのであります。(笑)そこで、ブルーレイを大人買い!?したくなってしまったのだが、知識ゼロでブルーレイはいっぱいある。。。自分にはどれを手に取って良いか分からない。
最初に買った「EYE OF THE STORM」
とりあえず、その当時一番新しく発売されていたEYE OF THE STORMを買ってみることに。No知識で見たが、オープニングから凝っていて衝撃を受けたまんま、最後まで目が離せないライブだった。これでスイッチが入ってしまった。
TAKAさんのMCが印象的だった「2020 Field of Wonder at Stadium」
ZOZOマリンスタジアムで無観客で行われた初のオンラインライブ。この頃はまだオンラインライブの存在も知らず、彼らの苦悩も知らない状況だった。同じ頃藤井フミヤさんのライブもオーケストラと一緒にツアーをしていた時もあり、延期の再延期、会場のキャンセルに人数を減らしたりとスタッフもご本人も相当大変な思いをされている様子だったのを覚えている。若い彼らにとっては相当なストレスだったと思うが、その気持ちを命がけで全力を尽くした気迫が伝わって、涙が止まらなかった。
We areでのTAKAさんのMC
~中略~
ONE OK ROCK 2020 Field of Wonder at Stadiumより引用
頼むから、頼むから生きてくれよ。
絶対に、いろんなことを経験して、
誰かにちゃんと愛してるって伝えてやってくれよ!
頼むぞ、いいかお前ら!
こう言われて、固まってしまった
私なりに頑張って生きてきた
でも、誰かにちゃんと愛してるって伝えてきた?
彼らの生活の中で大変な出来事があったことは
私でもなんとなく知っていた
世の中何が起こるか分からない時代
全力で生きろと思いっきり背中を押された気がした
で、背筋が伸びると共にしばらく呆然としていた
若いエネルギーの塊「 2013“人生×君=”TOUR LIVE&FILM 」
彼らが大人になってからの映像から見始めたので、見た目こそ若くて可愛らしいが、年齢相応の真っ直ぐながらも尖った部分が、とてもワクワクする内容です。また、ドキュメンタリー映像が別の1枚として収録されているところも、よく知らずにファンになった者にとっては、いろんな彼らの姿を知ることができて幸せでした。
個人的に大好き「 2017 “Ambitions” JAPAN TOUR」
エネルギッシュで、ROCK満載、個人的に大好きな1枚です。こちらにもドキュメンタリー映像も別の1枚にしっかりと記録されており、より一層彼らが大好きになりました。
ロックとオーケストラの融合「 with Orchestra Japan Tour 2018」
何度も伝えているかもしれないが、私がファンである藤井フミヤさんは数年に1度、オーケストラのみのライブを行っており、通常のライブでもバンドにストリングスチームを入れての開催も時々あり、今までよく見ていた。完全なロックにオーケストラってどんな感じなんだろうと、とても興味があり、購入しました。また違ったこんなカッコいい世界観が出来上がることに、オーケストラの可能性の無限さを感じるすばらしいステージでした。
貴重なアコースティックライブ「 2021 Day to Night Acoustic Sessions」
コロナ禍が続き、久々に開催されたライブ。しかも、アコースティックライブ。ロックバンドではとても貴重なライブだったと思います。行きたかったけれど、遠いし、チケットも争奪戦だろうと早々にあきらめ、ネット配信で鑑賞した。アコースティックになると、格段に技術力が必要になると思われましたが、素晴らしいステージで、アーカイブの期限ぎりぎりまで見ていました。初回生産限定盤にはライブCDも付いていて耳だけでも幸せですよ。
遂に初めて参加した「LUXURY DISEASE JAPAN TOUR」
ワンオクのライブ、一生に1度でいいから参加できたらいいなと思ってから3年、ついにその願いが叶ってしまった、LUXURY DISEASE in Osaka 2日目。ドームって、元々音楽鑑賞用にできているわけではないにも関わらず、完成度の高さに感動、一緒に行ったフミヤファン友達も感動していて、また是非行きたいと言ってくれた。これも後にネット配信されるが、前回のアコースティックライブと同様、アーカイブの期限ぎりぎりまで楽しみました。TAKAさんの声、そしてメンバーの皆さんの色気が余すところなく伝わります。(笑)
紹介しきれなくてまとめてみる
ざっくりご紹介してまいりましたが、魅力が多すぎて伝えきれません。まだ、知らない曲もたくさんあると思われます。でも、50代を迎えた私たち世代にも元気や生きる勇気を与えてくれる、素晴らしいバンドに世代は異なっても今世で出会えたことはとても幸せに思い、感謝しています。
そして、この記事を書いている日付はなんと「2024年4月17日」TAKAさんのお誕生日なんですね~。36歳、お誕生日おめでとうございます!同じ4月生まれの私はそれだけで嬉しい。そして、偶然にもこの日に記事をかいていることが嬉しいです。昔ワイドショーで、TAKAさんが生まれてママに抱っこされて退院される映像を、実家のこたつで両親と見ていたのをハッキリと覚えています。きっと歌の上手な子になるんだろうね~なんて、母と話していたのですが、まったくその通りになられましたね。
男性は34歳からどんどん色っぽくかっこよくなって行くんですよ~。TAKAさんの発言はいつでも少し生き急いでいる感じがしますが、これからもご自身の気持ちを信じ貫いて、世界に元気と勇気を届けてほしいと願っています。
ただただ、ケガと病気には注意してくださいね。これからも応援しています!